「好きじゃないのに」「あなたが好きです!僕と付き合ってください!」ほぼ直角に曲げた腰と、共に差し出された右手。どうしたものか。彼に、どこが好きなの?と尋ねてみると優しいところ、とだけ返ってきた。私は、私の自分に甘いところなんて好きじゃないのに。この人はなんて見る目がないんだ。「ありがとう、でも。ごめんね」私の事を好きな人は、好きじゃないの。
3/25/2024, 10:48:56 AM