いつまでも降り止まない雨。自分もなんだか心が沈んでいる。何故だろう、そう思った。まるで、どこか遠くで名前も知らない誰かが泣いているようだ。昔、「どうして、雨が降るの?」と、父に聞いていた。「それはね、お空が泣いているからだよ。」父はそう言った。今思い返すと、お空と言うのは‛‛どこかの誰か”だったのかもしれない。
5/25/2024, 12:30:31 PM