「3︰51」
嗚呼 この声を形にしていま
幼い日のずっと高い空へ
舞い上がる桜に手を伸ばして
夢を追いかけた
小さな手のひらに握りしめた
あふれる未来は叶いましたか?
星の海を歩くようにフワフワと
自慢気に語ってた曖昧な言ノ葉は
妥協して大人になった今のボクに
どんな声で歌ってくれるかな
渇いた心に水をあげるように
そぉ星に耳を傾けて懐かしい声を
ねぇ聞かせて3分51秒の夢見る歌を
綿あめを頬張り歩いた夏祭り
屋台に見つけたガラス玉には
あの日の夢の続き
背伸びして語った言ノ葉と
真っ直ぐに信じた未来があった
小さな手のひらに握りしめた
青い風船に願いを込めて
変わらない想いをふくらませる
嗚呼 星を繋ぐように描いて
素直に口にしてた幼い日
ただ夢中で走り続けた
愛も恋も幸せも奇跡も
見向きもしないで夢だけを信じて
渇いた心に小さな手のひらに
星の夢を辿るように紡いだ声
また変わらない声を聞かせて
3分51秒の夢見る歌を
1/31/2024, 11:11:32 AM