君が僕の前にきてこう言ったんだ。
「頑張るな!」
唖然とした。僕はそもそも頑張ってなどいない。
何もしてない何もできていない何もしてあげてない
何も考えてない何も…何も…何も…………
頬にすうーっとした感触がある。
暖かいけど、冷たい水が 目から溢れてきて止められなくて、ずっとずっと君の前で水を止めようとした
君は僕の手を握って
「ほら今だって考えるのを頑張った。」
「君は頑張過ぎなんだよ。だから今まで頑張り過ぎた分今は頑張らないで自分を大事にして。」
僕は頑張っていない。けれど、君がそう言うから本当に頑張りすぎているように感じてきた。
君も頑張らないでね。
7/27/2022, 10:48:34 AM