柵が作品P

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1年後、僕は君に恋をした

~1年前
大好きなアイツ と僕は、付き合ってる!
なんてたって、アイツは無口でルックスだってそこそこ良いし、声も理想とマッチしてる…1番はやっぱり、LINEの返信が早いとこかなー!あ、あと抜けてるとこも可愛いしー たまに見せる面白さが……(
もぅっ!ほんと大好きすぎてヤバイ!!!!!!!

そんな幸せが続くことも知らないまま、5ヶ月が経った

あー、なんか、飽きてきたなー。
最近、アイツのLINEの返信が遅い。そして、冷たい。きっと、僕に飽きたんだろう。
アイツは、僕と似て、惚れっぽい。じゃなきゃ、僕達は付き合っていなかっただろう。

そんなコトを考えていた日々が続く。
途切れた

「転校するよ。」



思いがけない言葉を母から聞く。
母さんと父さんは離婚した。
中学生の僕は戸惑った。
離婚?え、そんな不運が自身の身にも起こるんだ。
元々、夫婦仲は悪かった。
いつもケンカを見る度に、離婚すればいいのにって簡単に思っていた。

「今日は皆さんに話がありまーす。」

僕は、転校します。今までありがとうございました。
こんな僕のコトなんか誰も気にしないと思う。
そう思っていた。

転校しても、大好きだよ。ずっと、大好きだよ

1件の通知がこんな僕に来た。アイツからだ。
信じていいの、なぁ、良いのかよ、。
LINEごしからじゃ、何も伝わってこない。
告白もLINE。

別れを告げたのもLINE。

おはよー!お、おう
気軽に話しかけてくれる友達が出来た。
ある日、僕は、いつも冷静な君を知りたいと思った。
積極的に話した。時々、君から話しかけてくれる時もあった。きっと、
僕は遠い席の君に恋をしている。

6/24/2022, 11:54:59 AM