知音

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赤、黄色、青、緑、紫、橙、黒、白、黄緑、桃色、

色なんてたくさんあるはずなのに
君に似合う色が思い出せないのはどうして?

君の笑った顔も、声も、少しずつ消えて、
最後には、君がいたことすらも消えてしまうのかな?

僕の中での君は、もうイメージのぼんやりとした塊でしかなくて。
でも、その塊は何色とも言い難い。

君と過ごした時間はそれなりにあったはずなのに、
居なくなった日から、今を必死に生き抜いた僕の中には、
気付けば、君の記憶も体温も、何も残ってないみたい。

だから僕は、ぼんやりとした塊の君に、
思いつく限りの色をつけて、

君と出会えてよかったことだけを覚えておくね。

1/9/2026, 8:20:46 AM