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「秋色」

秋色…そう僕はいつかの秋を思い出す
それは君がいた秋
その頃は夏が終わったにも関わらず、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋、とにかく…全てが全てが色付き輝いてみえた
まるで誰かが絵の具を散らしたみたいだ

ふと考えてみる
それは君だったんだろうか?
君がきっと輝かせたんだろう

秋になって君そのものが秋色に染ってしまったかのような移ろい
なんていうかさ、それがとても綺麗だった
例を挙げるとキリがない

あー、まだ恋してるな

はぁ、今はただでさえまだ夏の空気を感じるのに笑っちゃうよな
星でも見ようと寝転んでみたはものの夏の蒸し暑さと悶々とした気持ちに嫌になってきた

今でも会えるんじゃないかと期待している情けない僕
でもそんな事はない背伸びしたって僕は夏のまま

君に比べたらまだまだ青いガキなんだよな


早く思い出の秋色なんてなくなってしまえばいいのに

9/19/2025, 4:40:00 PM