★あなたに届けたい★
ねぇ、先生。
私の中には、先生に…先生だけに届けたい気持ちがたくさんあるよ。
ありがとう
大好き
ごめんなさい
ずっと側にいたい
その声をずっと聞いてたい
その笑顔をずっと見てたい
ずっと側にいて
その腕でギュッてして
その温かな手でもっと触れて
先生と出会えて幸せ
私、もう他の誰かを好きにはなれない
先生だけだよ
たくさんたくさん伝えたい。
でも、伝えることは……できない。
ほんの数センチ先の先生の瞳は、私の心臓を射抜くように真っ直ぐで、鏡のように私を映してくれているのに、届けたい気持ちはその瞳も、心もすり抜けていく。
届かないなら、伝えられないなら、想いにカギをかけてしまえばいいのに。
だけど先生……それは無理みたい。
だってどんなに頑丈にカギをかけても、何度カギを変えても、先生を前にすると想いのドアは簡単に開いてしまうから。
いつか……いつか……この想いを先生に届けられる時は来るのかなーーー
1/30/2024, 10:38:47 AM