雪男小説 定期 随時更新

Open App

これからもずっと(随時追記してます



──俺たちは変わらない。 9人で、
いや10人でどんなときも常に歩み続けることを。──


俺はタツヤ、31歳。
夫であるヒカルと結婚してから約8年、
そして更に9人でデビューしてからおよそ4年が経つ。


俺にはファンのみんなに隠していることがある。
まぁ、それはおいおい話すことにしよう。わら


今日はとある記念日。
ヒカルと一緒にお祝いするって決めたんだ〜 わら

でもヒカル、お仕事行っちゃったなぁ…

あ、そうだ❗️ヒカルにラインしておかなきゃ‼️ わら



(ライン)[ヒカル]



タツヤ)今日なんの日でしょうか❗️😆 "既読" 17:00


ヒカル)俺たちの結婚記念日〜笑  17:00


タツヤ)せいか〜い❗️わら  "既読" 17:01


ヒカル) んふふっ、
今日早く終わりそうだから〜笑 17:02


タツヤ) ん❗️待ってる わら 🫡  "既読" 17:05


ヒカル)8時くらいになりそうかも? 17:05


タツヤ)OK‼️ わら😃   "既読" 17:06


ヒカル)行ってきます👋    17:07


タツヤ)(行ってらっしゃいという内容のスタンプ)
"既読"  17:08





ヒカル…可愛過ぎる わら

刻々と時間が過ぎていき気付けば「午後8時」前。


おいしょっと、、


俺は重い体をなんとか支えながらソファでゲームをする。


この時は、知りもしなかった…

もっと俺が大変な目に遭うってことを。



「やばいやばい、キラー取りたい‼️」

俺はいつも通り、ゲームをしていた。だが、、、

「……うっ、、、、」

突然、腹部に激痛が走る。

「……ッたい、、はぁ、はぁ、、」

俺は1人涙目で激痛に耐えるためゲームを置き深呼吸をする。

「はぁ、、」 波が収まったと思った次の瞬間。

「うっ、、、」

次は吐き気に襲われた。

「……ッ、、ふ、く、、ろ、、」

俺は慌てて袋を探した。
だがこんな所にあるはずも無く。

「うっ、、、ゲホッゲホッ……はぁ、はぁ、、」

その場にバタッと倒れ、ただただ嘔吐く。
すると俺の中で何かが込み上げてくる。

「オエエッ…ヴッ…オ"ェッ」俺はそのまま床に顔を付けながらひたすら吐き続けた。

自分の顔と床が吐瀉物でいっぱいになる。
だが吐くのを辞められず、格闘し続けていた。

5分後。

ガチャッ)(扉の開閉音

ヒカル)ただいま〜、

ヒ、カル、、、ゴホッ、、

助けを求めようと体を起こそうとするも上手く動かせずに、ただその場で弱い力ながら床を叩くことしか出来なかった。


ヒカル)タツヤ、、、ってどしたどした!!

ヒカルは慌てて俺の様子を見て駆け付けてくれた。

「きも、ち、わるい、、、」

俺は涙目で訴える。

ヒカル)病院行こ!
そういや、、予定日、って今日じゃん!!


あ、、忘れ、てた、

今日、、だ、っけ、、、

遠のいていく意識の中で自分を嘲笑った。

ヒカルに言われるまで、、気づかなかったなぁ、、


ヒカル)救急車呼ぶからッ!

ありが、、と、、

俺の中ではそう言ってからその時の記憶が暫く無い。



それから5分後。

救急車が着き俺の事を病院まで運んだ。

車内では俺の肺と気道に人工呼吸器が差し込まれ

病院に着くまでの間、隊員さん達が交互に

酸素を取り入れさせてくれていた。

そしてヒカルは俺の手を握ってずっと
タツヤ、ごめんな…と何度も俺に声をかけていたらしい。


数分後、病院に着き
俺はICU(集中治療室)に運ばれた。


ICUに運ばれたあと、俺はそのまま麻酔で眠らされ
俺とヒカルの大切な子を引き取られた。

名前、そうだなぁ、なんだったっけ…。
俺は眠っている間ずっと考えていた。


To Be Continued…(2024/04/10 12:42:41現在。)

4/9/2024, 3:17:08 AM