「書を捨てよ、町へ出よう」
歌人である寺山修司氏の本であるのは知っていたけれど、家出のススメと謳うエッセイとは知らなかった。残念ながら書を捨てて町へは行きたくない。むしろ書をお供に町へ出たい。できたら知らない町の知らない古本屋で知らない本を一冊購入して、知らない喫茶店で珈琲一杯分読み耽りたい。想像するだけでワクワクする。
しかし本日のお題は、「街」なので少し違う。
言うなれば原宿の竹下通りや戸越銀座などの商店街が対象だろう。
今の土地に移り住んで2年近くなるが、未開拓の商店街はまだまだある。だが大抵は夕方から深夜にかけて賑わう店の並びのため、昼間に通り過ぎても静かなものだ。
もう数年してまだあるならば行ってみたいと思う。
赤提灯とネオンの並ぶ古き良き街へ。もちろん書はお供に。
お題:街へ
1/28/2023, 12:44:17 PM