「ここに来れてよかった。」
真顔とも笑顔とも捉えられるような読めない表情で言う。
マネージャーとして。選手として。監督として。応援する身として。コートの審判として。ピンサーとして。エースとして。囮として。
誰もが「勝つ」と信じてここに立つ。
緊張するだろう。後悔するだろう。それでも、"ここ"に来た以上は、やるしかない。
でも、こいつからは緊張も後悔も感じられなかった。まるで、烏。どんな場所までも一瞬にして自然に溶け込む。絵の中で、一部として完成しているような。
いただき
まだ、誰も届かなかった"頂点"へ。
飛べ。
勝つ瞬間
まだ、誰も見たことのない「景色」へ。
飛べ。
ゴミ捨て場
また、誰もが待ち望む遠くの「"街"」へ。
飛べ。
_2024.2.28.「遠くの街へ」
HQ。
「pkmnぜっとえーどんな感じなんだろ!?楽しみだな、シャドーマウンテン!」
「まずシャドーマウンテンってなんだよ。」
2/28/2024, 12:24:35 PM