ぺんぎん

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べとりと、ドーナツをむしゃぼった頬のまわりについたクリームを擦る
蜂蜜で満たされたみたいな寝室の酸素が、耳の穴や爪のあいだにぬるぬると入り込む
ただ、君が可笑しくなるのを見ていた、好きだった、君は抱えるもののない蝸牛だった
身じろぎをした、君を蹂躙する悪魔、洗脳でどろどろの君、掴んで食んだら苦い味がした

11/4/2022, 1:21:24 PM