星座星をガラスのコップに浮かべて飲み干すようなおまじないに私はいつか文字を辿っていたそれはまるで一つ一つ紡がれてゆく言葉のようにその言葉を表すための記号でしかないのだと私はいつか気付いてびいどろを割った破片が光を反射して虹色に輝くような空を私はなぞり昔ここで同じように空をなぞった人に88の言葉を送りたかった私は星座のように繋がり紡ぎ煌めき星のようにはなれず私は泣いた
10/5/2024, 10:05:13 AM