桜を見に行った。とても綺麗だった。海に遊びに行った。とても楽しかった。もみじ狩りをしに行った。とても嬉しかった。雪遊びをした。何かが足りなくて、何も楽しめなかった。君がいない世界はこんなにも醜く見えるんだね。次に目を覚ました時に見た光景はまさに理想を具現化したようなもので、空はピンク色で色づいており、少しの池があって、鯉や、見たこともない綺麗な魚がいて、水がとても綺麗で、木も、食べたいものが何もかも実っている。でも何かが足りない。虚しい。彼女が欲しい。彼女とこの景色を見たい。あぁ、どこ、どこにいるの、「○○くん!」あぁ、また君に会えた。君とならどれだけ辛い世界でもずっと、ずっと幸せだ。僕は彼女を力強く抱きしめた。
解説
春、夏、秋。次は冬だ。でもその前に彼女は死んでしまった。社会も醜く見えて、生きる希望を失った彼は彼女に会いに行くために自ら死を望んだ。彼女と再会はできたようだが、自殺をした人が行くところは決まっている。地獄だ。彼女は彼と行くことを選ぶだろうか…
自殺をした方が落ちる地獄はホントにあるのでしょうかね…自殺は「逃げ」。と言う考えよりも自殺と言う「方法」、「選択」があるだけだと私は思います。推奨はしませんけどね。もし私以外全員が亡くなってしまったら嫌ですから。以上自己満でした。
10/31/2022, 2:23:54 PM