めぐみ

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平凡な毎日
ルーティンで始まる朝
慌ただしい街
そんな平凡な日常に
突然、貴方は現れたの
押し潰されそうになる
満員電車の中で、いつも
同じ時間に乗って来る
可愛い女子高生
遠目でわたしもあんな時が
合ったなって何時も観ていた。
ある日の朝に
その子が突然、わたしに
「おはようございます」と挨拶を
する。
わたしはびっくりして
その子にお返しに
「おはよう」って答えた。
その日から
土日を除く毎日
その子は挨拶をする様になった。
そして何気なくわたしの隣に
居る事が多くなり満員電車の中
押し潰されそうになりながら
その子と数十分、過ごす時間が
何となく楽しみになっていた。
ある日、わたしは体調を壊し
会社を休んだ、その翌日に
何時も電車に乗ると、あの子が
血相《けっそう》かいて、わたしの
傍に駆け寄って来て、
「おはようございます」の後に
涙目に
「もう会えないと思いました」と
言ってきた。
わたしは事情を話すと
わたしの体調を気にしながら
その子はわたしに告白をしてきた。
「好きです。1年生でこの電車に乗った時から
ずっと貴女の事を見てました。
彼氏さんはいるのですか?居ないのなら
わたしわたしと御付き合いして下さい!」
わたしは突然の出来事にびっくりして
「でも、わたし達は女の子同士だよ。」
その子言った。
「人を愛するのに性別は関係ないのです。」
わたしはその子の純粋無垢な眼差しに
心を奪われてしまい。
その子の愛を受け入れた。
二人の関係が今後どのようになったから
ご想像にお任せします。
ただ、初めてカラダを許し
キスをした時の
胸が高鳴る気持ちは
今もあの日のまま

時を経て
わたしはいつもの日常へ
戻り
あの熱い
胸が高鳴る思いを
胸に残し、忙しい日々を
暮らして居ます。
でも、その思いは
いつまでわたしの心の中に
残り続けるでしょう。

めぐみよりふ

3/20/2024, 5:51:03 AM