【星雨】
いつの頃からだろう 好きだった空を見なくなったのは
無音の感情でただ道を歩く今の僕は
目を丸くして夢を語ってたあの日の僕を鼻で笑ってる
これが大人になるってことなのかな
冬の夜空に輝く星 綺麗だねって
ありふれたモノで胸を高鳴らせてた頃が羨ましいよ
だけどもう戻らない日々だよ…だからもう一度…
右も左も上も見ずに今日も前だけを向いて歩いてる
小さな可愛らしい花にも気づかずにただ息を吸う
どこから来たのかも分からない風におされて、、、
疲れたな゛口癖のようにこぼしては今夜もベッドに沈む
夜にしてはやけに明るい窓の外
微かに射し込む懐かしい光が見えたんだ
なんの疑いもなく胸を膨らませてた頃がまだ
僕のなかで生きてたよ あの星は雨のように
無音の感情に降りそそいで夢の続きを打ち鳴らす
二度と戻れない…分かってる…だからもう一度…
ここから始めよう゛遠回りしてもいい
もう大好きな空を見失わないように言葉にしていこう
11/17/2024, 9:44:45 AM