「人生最高!」皆さんは、そう思ったことはありますか?
何かに夢中になれることは、すごく特別なことで、その「何か」が自分にあるときは、周りがどうとか、自分がどう思われているかなんて気にならないものだと思います。
「今は面倒くさいと煙たがっているその日常も歳を取ればかけがえのないものになる」、「青春は一瞬だよ!」という様な言葉をたまに頂きますが、人間と人間、互いが微熱を帯び、その火の粉が段々と大きくなるとどうしても、「今」という空気に嫌気が差したり、周りを羨み、火傷して、今がかけがえのない日々になることを疑ってしまったりします。
どうすれば、日々に希望が持てるのだろう。考える日々があります。
でも、結局、あっという間に過ぎ去ってしまう「ハッピーな今」も、思い出すとまた火傷しそうな「苦しんだボロボロの今」も自分の記憶にどうせ残り続けるのならば、どんなに苦しかったとしても、いつか「かけがえのないものになる」と信じるしかないのではないでしょうか。
「今、愛せなくてもいいじゃないか。無理して大やけどする前に、今はそっと置いておいて、業火が微熱になった頃、抱きしめてみよう。」そんな風に想っていればいつか、何もかも愛おしいと思える日が来るのではないでしょうか。
たとえそれが来なかったとしても、そんな風に想われた「日々」はもう、大切なものになっているのではないでしょうか。
業火は、微熱は、互いに向けられた強すぎる愛だと、感じることができるようになるのではないでしょうか。
自分の人生が自分にとって最も輝けるように。
自分も相手も幸せも後悔も苦しみも、楽しさも、同じだけの微熱を持って。
11/26/2023, 12:34:00 PM