「はぁ、はぁ、はぁっ、」 僕と君は、気がつけば遠くの街まで走ってきていた。「ねぇ、わたし、たち、このままで、いいの?」息が途切れながらも君は話した。「いいよ、ずっとこのままでいいよ。あんなやつのところに帰らなくていい。」僕がそういうと君は、綺麗な瞳を涙で濡らした。
2/28/2024, 10:52:47 AM