Natsuki

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今年のクリスマスも、君とは居れない。
どれだけ君のことを想っていても、
私は気持ちを伝えられずに時間だけが過ぎる。

私はある時、夢を見た。とても美しい夜だった。
私はクリスマスにもかかわらず、外で月を見上げていた。すると、どこからか君がやってきて、こう言った。「今日は月が綺麗だね」
私は、「そうだね。」と答えた。
しばらくして君は、
「ねぇ、プレゼントちょーだい」と言った。
私は「何がいい?」と聞いた。
君はこう答えた。「君が欲しい。でも、嫌なら大丈夫。僕は、君が嫌がることを絶対したくない。」
私は、しばらくしてからこう答えた。
「君という名のサンタさんが来てくれないかな、、、。そしていつか、またこの日に一緒にベルを鳴らしたい。」
それから数年後―――
君は「やっと約束を果たせたね。」と笑いながら言った。
私も笑いながら「そうだね。まさか本当にこんな日が来るとは思わなかったよ。」と言った。
君は、「それじゃあ、改めて、、、一生君を幸せにすると誓うよ。」「私もよ。愛しているわ。」
――カラン カラン――
その時、私たちはベルの音のようにたくさん笑い続けた。

そんな夢を見たことをふと思い出した。
ホントにそうなって欲しいと心から空に向かって願った。


長文読んでいただいた方、ホントにありがとうございました!

12/20/2022, 1:41:26 PM