随分と前になりますが行き場の無い怒りや叫び出したくなるような悲しみやどうしようもない虚しさに襲われた時一人でふらりと夜の港へ繰り出していましたそこには釣り人やカップルなどが来ていましたが互いに素知らぬ顔で干渉せずゆったりとした時間が流れています海は真っ黒で向こう岸がほんのりと灯りがともりわたしを落ち着かせてくれるようでした今はもうそんな感情に囚われることもありません海はわたしの中で何時も穏やかに迎えてくれますまた行こう、海へ
8/23/2023, 1:25:45 PM