「かたすみ」
夕陽に染まる町が眩しくて影に隠れるように歩いてる
いつも目立たない場所から眺めてた憧れみたいに
きっと夢は他愛もないことから始まるの
こころ開けずに今は一人小さな蕾のよにうつ向くけれど
誰も一人じゃないよ一人じゃつまらないから ねぇ
共に唄おう始まりのウタを
君らしさは知らない、だけど君にだけ分かる
そこからの風景を教えて
寂しいことなんてないよ だって君はいつもそこに居るから
何にも染まらなくても片隅の君が繋ぐ音はいくつもの一つで
きらめいて四季のように奏でるよ
木枯らしの中を好んで一人歩いてた
何を感じ何を見つけていくのだろう
途方もない山の向こうに見える秋の空
夜に染まり消えていく影を見て気づいた月の明かり
そのままでいいよ 眩しい太陽があるなら
ねぇ、きっと君は 美しい月の光だよ
だから共に唄おう
同じ光じゃできなかった奇跡のウタを
君にだけ分かる心の音を教えて
何にも染まらなくても片隅の君が注ぐ光が眩しくて
いつだって四季の空に奏でるよ
11/4/2023, 10:02:57 AM