「鏡の中の自分」
もっと自分を愛してあげたい。
鏡をのぞけばいつも、涙を流したわたしがうつる。
なにもかも醜いその顔から、たくさん涙があふれている。
それがあまりにも不愉快で、何回も地面に叩き割る。
その顔がうつらないように、粉々になるまで壊し尽くす。
鏡なんて無くなっちゃえばいいのに。
この世界から消えれば、人にどう言われようとも自分のことを騙せる。
この目に映らないかぎり、きっとどんなことを言われても平気。だって確証がないから。
そうすればもっと、自分のことを愛せるのにな。
11/3/2024, 5:14:09 PM