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僕は彼女に欲情していた


それはある夏の日のことだった──────────

彼女は1人蒸し暑い図書室で勉強していた。その姿に僕は一目惚れした。汗ばんでいる首元、垂れていく汗の行方を見届けてしまいたいほどに綺麗な首筋。僕は彼女に欲情していた。

その日の帰り道は夕日に包まれながら
「大好きだ!!!!」
と叫んだ。


『愛を叫ぶ』

5/12/2024, 9:41:29 AM