時刻を見るときはもっぱらデジタル表記になった。一分単位で確認できるのは精神的余裕になる。
とはいうものの、受験生の頃はアナログの腕時計を使っていた。
試験中は一分一秒が惜しい。もちろん試験前もギリギリまで参考書を目に焼き付けていた。
なのにどうしてあの頃はアナログ時計を使っていたのだろう。
思い出した。学校の先生から勧められたのが最初だったと思う。アナログ時計の方が、視覚的に残り時間がわかりやすいから。
アナログの文字盤上で、今の時刻と、終了時刻を同時に見るイメージだ。長針の離れ具合から猶予を直感的に感じ取る。
この感覚が自分にはしっくり来て、アナログ時計派だったのだ。
まだまだ受験シーズンだ。今の受験生はどんな風に時刻を見ているのだろう。
2/6/2024, 2:37:00 PM