学校でいじめられている幼馴染が居る
僕は、止めたくても止めることが出来ない
ある日、幼馴染が家にも、教室にも居ない
嫌な予感がして屋上へ走った
そこには、飛び降り数分前の幼馴染が居た
幼馴染は「来ないで!」と叫んでいた
けれど、僕は無視した
無視して幼馴染に近づいた
幼馴染は、不意に涙を零して「なんで?」と
呟いたから僕は「君に生きてほしいから」と
返した
僕は、あとから付け足すように「君が生きてくれる…それが僕のたった一つの希望だから」と
呟いた
幼馴染は、飛び降りを諦めたかの様子で
涙を零しながら、僕に抱きついて
ありがとうと耳元で呟いた
僕のたった一つの希望は、幼馴染が〇殺しないように、ずっと生きてほしい
3/2/2024, 12:20:06 PM