私は失恋をしたことがある食べたパンの数、星の数、という程ではなく自分の歳と同じように鮮明に覚えている回数経験したことがあるだけど僕は毎回後悔をしないその人に恋人ができても、他に好きな人がいても…好きじゃないと言われても傷つくことも後悔も何もなかったほんとうになにもなくなってしまう音も光もなにもないような世界に落ちたと間違えるほどにそれでも私は錯覚に囚われたままなにもないあたまのなかをめぐるある言葉を出してしまう「あなたが好きでした」と。
6/3/2024, 1:22:05 PM