父の足を踏んだので生姜焼き作りました

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またね
その“また”はいつか
母の手を引き訊ねた。

またね
その“また”をたのしみに
手を振り家路に着いた。

またね
その“また”は毎日繰り返す
2人の間はいつもになった。

またね
その“また”に形ばかり反応し
予定を立てずに日々を過ごした。

またね
その“また”は枕詞と化していった
約束は約束にならずに日々が過ぎてゆくばかり。


またね
その“また”は来るのか

またね

またね

またね

8/6/2025, 11:38:28 AM