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遠い空の向こう

自転車に乗って旅にでる

私は千里の山を越え愛する貴方に会いに行きます。

透に会いたい、、。

その一心な思いが私を突き動かす。

じゃり道で自転車を真っ直ぐに動かす事が出来ず

バランスをとるだけでも一苦労だ。

でかい石にタイヤが取られ、あ!ガッシャン

私はバランスを崩し転倒した。

後、、少し 後、少しなのに!

再び、起き自転車を走らせる、、。

やっとの事、透のいる町に着いた。

そして、歩く事、2時間。

あの後ろ姿は‼︎

私は思いきし叫んだ! 「とおる!」と。

透は振り向き、「えり、、」

私は思いきり透に抱きつく、

「会いたかった、、私あなたに、あなたに会いたくて
ここまでやってきたの」と。

「えり、。おまえという奴は」。

二人は離れていた時間を埋めるが如く

顔を近づけてお互いの温もりを感じた。

「もう、私、私あなたからは離れたくないの
このまま一緒に居させて。」

「えり、、」

そして、二人はお互いの時間が許す限り

共に過ごし、過ごし時間は宝物になりました。

          完

                   m

8/14/2023, 3:01:49 PM