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10年後の君へ

1はじまり

現在、2022年僕は思いもよらぬ事に出くわしているのだ。それは 、、、、

2きっかけ

2015年の春の季節を迎えた、僕は15歳中学3年生になったころ、ひょんなことから年齢しか分からない相手と文通を始めることになった。文通を始めるきっかけとなったのは僕の父方の母からのお願いであった。
僕には母と父と2歳上の兄が居たが母と父はこの年に父が会社を辞めた事が発端で離婚することになった。今は父と2人で暮らしており、母の方に2歳上の兄が行くことになり、それから母と兄とは一切会うことは無かった。
そして、文通の話に戻ると、まずは父方の母(祖母)がは1人で居酒屋を営んでおり、そんなある日祖母がお店の準備をしているとお店の前で1人ぽつんと立っている女性を見つけて声を掛けると僕と一緒の15歳の少女で今までは児童養護施設で生活してきたが、遂にお金を渡されて自立しろという事で出されてしまったと言う。そのことを聞いた祖母はほっておいてはいられず、家族の身寄りも居ない少女を引き取る事にした。それから間もなく母が僕の事を思ってか少女に文通を進めた宛先は当然僕だった。そして、ぎこちない文通のやり取りが始まった。

3序章

僕と少女の文通が始まった 、僕自身も文通等は初めてという節があり、何を書いていいか分からず悩んでいたが、少女の方は色々書いてくれた過去や将来の夢とかを語ってくれた、僕もそれに答えようと書いた。少女の名前は『 百合園 光 』という。何という奇跡か分からないが僕の名前も『 青山 光 』というので光という下の名前が一緒であった。ただし文通のやり取りだけのため互いに本当の名前かは信じては居なかった。文通に置いての呼び方は、僕は青山で少女は光と呼び合う形になった。

10/25/2022, 2:42:01 PM