──何も考えられない振り向くことも出来ない立ち止まれない前だけ見つめ風を切り裂き空をかけるように目の前が真っ暗に荒い呼吸は聞こえない耳が音を拒否する足が感覚を失うそれでも、走り続ける……無我夢中……五里霧中……やがて暗闇の中に光が見えてくる手を必死に伸ばし掴み取る────長き沈黙、一筋の光……「…………よし、合格だ!」(2023.05.30/ただ、必死に走る私。何かから逃げるように。)
5/30/2023, 10:49:54 AM