この世の大体のものは、
熱中という名の睡眠と、飽きという名の目覚めの繰り返しだと思う。
あくまで持論。持論である。
早速始めてみた趣味も、
今度こそはと意気込んだダイエットも、
入社した当初はやる気に満ち溢れていた仕事も、
ある時突然目が覚める。ことがある。
タチが悪いのは、これが自分自身にも当てはまること。
私は趣味も仕事もぐるぐると思考を巡らせることが好きで、
何かとものを考え、言語化し、似たような嗜好の連れと言葉を交わし、自分の意見をより客観的なものに昇華させていく、という行為をよくする。
この時のトリップはとても気持ちがいい。
「こんなに考えて、言語化もできて、私ってめちゃくちゃ頭いいじゃん!」
……という熱である。
しかし突然目が覚める。
私より優れている人間の言葉を聞いた時だったり、単純な気分の問題だったり、発端は様々だが、ふとした瞬間に、
「自分より凄い人いっぱいいるわ」
という至極当たり前なことに気がつくのである。
この繰り返し。
いっそのこと目覚めなければ幸せなのだが、
きっとこの目覚めは、「無知である己を自覚すること」そのものなのだと思う。
自分そんなに大した人間じゃないわ、という気づき、
それを客観的に見つめ直して、そこからまたスタートし、
ある程度の成果を出して、また少し自分に酔う。
その繰り返し。
せめて、また目が覚めるまでに、
この酔いを楽しんでいたいものである。
8/3/2023, 11:44:29 AM