この場所から見た景色はちっぽけなものでした。ひとつの四角い穴から見える景色だけが暇つぶしの道具であり身動きが取れない。それは本当に生きていて幸せなのか。まだ天国に逝った方が幸せなのではないかとも考える。白い壁。見慣れてしまった天井。心拍音。心配そうな人の声。聞くのが嫌になったので私は眠ろうと思う。もしこれが最後だとしても悔いは沢山あるが抵抗する方が疲れてしまったのだ。
8/2/2024, 11:35:48 AM