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「距離」


2人の若者、最後の水と食料が尽きた
遊び半分でボートを出して旅行に出かけたが嵐で漂流して4日が経過していた

「おい、向こうの地平線に何かが見えるぞ」
急いでボートを漕ぐと見えてきたもにだんだん距離が近くなる、それはみたことないほど大きな豪華客船だった

中に入らせてもらえるか、大きい声で呼びかける
するとこちらのボートにハシゴが降りる
大喜びでハシゴを登る
ハシゴを登り豪華客船に入ると大勢の人間に歓迎される


中で拍手喝采の待遇を受ける、
笑顔の人たち

「助けていただきありがとうございます」
「いえいえお気になさらず」
「ところでこの船はどこを目指しているんですか?」「我々の目的地は楽園です」
「楽園?」
「はい、楽園でございます」

若者二人は楽園を目指す船に招かれた




12/2/2022, 3:45:00 AM