星野 エナガ

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あーあ
「好きです」「付き合って」「私を見て」そんな言葉が書かれた手紙を私はまたクシャクシャにする。あぁまただ。まだ、渡せない。渡したくない。もし、読んでくれなかったら…もし、これを読んでバカにされたら…そんな不安が私によってたかってやってくる。
そんなこんなで、学校の日が来てしまった。彼は私に「おはよう」と言った。それに私は返事を返す。
いつになったらあなたにこの気持ちを伝えられるのだろうか?

『届かぬ思い』より

4/15/2023, 1:39:19 PM