おまえの死体

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世界の終わりはきっと今日みたいに。そして明日みたいに味気ないんだろうな。
明日地球は終わります!なんて都合よく誰かが教えてくれる訳もなく、いつも通り満員電車に揺られ会社に行く人。学校に行く人。家事をする人。そんな人達でありふれているんだろうな。

死にたい、死にたいと心の傷を手首に残しSNSに載せる人が増えたね。君たちには「メンヘラ」が「精神障害」がそんなにキラキラしたコンテンツに見えるのか?
本当は何一つ煌めきなんて無いんだ。薄暗くて霧のかかったようなモノなんだよ。そんなものをコンテンツ化になんてさせてはいけない。そんなものをコンテンツ化させないと心の傷を認めて貰えない、と思わせるような世が悪いんだろうけどね。

最近わたしは語彙力がもっと欲しい。と思う。誰かに届けたい訳では無い。ただの自己満だ。もっと私の心のうちに思っていることを文面として残したい。だから本を読むんだ。生憎私は小中すらまともに通わず高校も中退。一般教養はかなり乏しいと思う。だからこそ、思っていることを確実に的確に表せる言葉をもっと知りたいんだ。



自嘲するということ。
自嘲した、という気分に酔っているということ。
何やかんや楽しく笑顔で過ごしているにも関わらず、どこかで病んだ私を求めているということ。

自嘲するということ。
笑う(ふりをする)ということ
怒る(ふりをする)ということ
泣く(ふりをする)ということ

自嘲するということ。
付き合っていたあの人のSNSを見かけて幸せになってよかったねという気持ちとなんで君は笑顔で過ごせているんだ?という気持ちが混ざるということ。

自嘲するということ。
ありもしない愛を求めて自ら傷つく方面に進むということ。

生きるとは美しいこと。
ファム・ファタールを知っていますか?
分からない方はぜひ調べてみてください。


貴方のファム・ファタールになりたい。ということ

生憎雨で月夜は見えないが天井を見上げ照明をツキヨニ見立ててこんな話を書いてしまった。次は本当の月夜を見て、何かを感じたいですね。

3/7/2024, 3:39:10 PM