夜明け前の輝きが目を焼く。
痛いくらいに眩しく此の地を照らす。
そんな輝きがあるなか、私はどうだろうか。
どれだけ照らされようと輝かない。
輝けない。
またひとり、友人と呼べる人が居なくなってしまった。
私は人付き合いが苦手だ。
いつも友人の後ろを着いていく。
自分だけでは行動が出来ない。
分かっている友人には私以外の友達がいることを。
でも私にはあなたしか居ない。
いかないで欲しい、置いていかないで。
私だけを見て。
そんなことを思いながら道を歩く。
心の中が蠢く。
嗚呼、こんなのだから置いていかれる。
こんなことあなたには言えない。
どうかこんな醜い私に気付かないで。
9/14/2023, 8:29:27 AM