『太陽に映える色とも、今月で終わり、また来年。』
と、心細くなりながら、色取り取りを、洗濯へ。
『荷物が増えるな、嵩張るな……。』
と、先々を思い巡らせながら、
新たな収納場所を、模索する。
毎年の恒例行事なのだけど、
叶うなら避けたい、今日この頃。
ふと、暖かな肌触りに手が触れ、
真っ白な世界に、思いを馳せる。
『また今年も、綺麗な景色、見れたらいいな……。』
暖かな袖に、腕を通せば、気分は一面、銀世界。
少しだけ、犬の気持ちに、近付けた気がした。
[衣替え]
10/22/2021, 10:52:42 AM