NoName

Open App

真っ暗闇の中で私は耳を塞ぎ目を閉じそこにうずくまった。
何も聞きたくない。
何も見たくない。
絶望に堕ちた私はもう何も信じたくない。
そう思っていた。
そんな時あなたの声が聞こえた。
耳を塞いだはずなのに。
あなたが手を差し伸べたのがわかった
目を閉じたはずなのに。
優しい声、優しい表情。
あぁ、あなたは私の一筋の光のようだ。

11/6/2022, 8:54:46 AM