GAME OVER

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題名 君は僕の、、
「終わりにしよう」
そう言ったのは、君からだった。
急すぎて僕は猫を被った笑顔しか表に出せなかった
もちろんその笑顔がわざとらしいのも君には分かっていた
君はそれを見て笑った。それは偽の笑顔には見えなかった
僕は少しほっとした。冗談だと、、
そしたら君が「終わらせたいんだ全部」
僕はポカーンとしてしまった
どうやら冗談だと"思い込んでいたようだ"
ただ君は屋上のフェンスを掴み
「お前は死ぬ?」と微笑みながらこっちを見た
僕にとっての生きがえは君みたいなものだったから、僕はつられて「ああ笑」と答えた
まるで君は死神だな(笑)
僕と君が一緒に飛び降りた。
ただ現実はそう甘くないみたいだ。君は死んで、僕は今呼吸をしていた。
君は死神では無く"悪魔"だ(笑)
街に響き渡るサイレン 僕は笑うことしかできなかった。

7/16/2022, 7:51:40 AM