蝶よ花よ
中世ヨーロッパ時代において
ある少女がおりました。
『武芸は芸術です。』
『そして血も生まれてからずっと持つ血でもあります』
ある少女は、1番権力を持つ有力貴族出身だった。
そして、血を見る為に、少女は、女性を殺害した。
メイドが少女が大人の女性を殺害するところを目撃し
『だ………誰かぁ⁉︎』
若いメイドも少女によって殺害された。
まるで、少女は、ブラッディメアリー
(血まみれのメアリー)とも呼ばれる
メアリースチュアート
血の伯爵夫人とも呼ばれる
エルザベートバートリみたいだ。
『私の血ダァ………血だ』
少女は生まれながらに持つ血を知らない。
血ダァ
血ダァ
狂う少女は、人を殺害することに楽しみを感じる。
まるで少女は、吸血鬼、ヴァンパイア のようだ。
『血って、こんなに美味しいんだ⁉︎』
鉄の味がする血にとっては、少女は、血の味が、
甘い苺の味がするらしい。
屋敷に仕えていた人たちは、処刑されてもかなわない。と、裏切り、その人が捕まり斬首で処刑されたり、自ら処刑されても構わない。と、死刑を望んだ執事、メイドたちも。そして、死に去った。
残った少女の家族は、庭に突き出して
厳しく少女にキツくあたった
『何してるの!貴方が今、していることは、殺害なのよ!』
『………ふふ………あなたの血が欲しいの…』
ブチュッッ
少女は、罪がない
あたった母親から先に、刀で腹を刺して
父、姉たちをも殺害した。
『血がドンドン出てくる………』
少女は、庭で家族全員を殺害して庭が血で赤くなる光景を楽しむ
そして…
『血ってこんなに美味しいんだね』
屋敷の庭が血だらけの庭で
赤い蝶と、血で赤く染まった花
『血………もっと、ちょうだい………』
(夏なので、寒くなるような少しホラーを入れました)
モデルは、エルザベートバートリと、
ヒロアカのトガヒミコ
8/9/2024, 9:37:21 AM