りくうろんくう

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「遠くの空へ」

空はずっとずっとずーっと遠い。
私はそれを近くで見るのが夢で、それに向かって走ることを決意した。
走ったり、迷ったり…でも、いつでも空は遠くても私を見守っていた。

でも、どこか私は気づき始めた。
遠くに感じていたけれど、世界を一周したとて距離は変わらないことに。

けれど、絶望はしなかった。
空は私を誰より“近く”で守ってくれたから。

8/16/2025, 11:26:18 AM