お母さんは毎日夜、病院で僕に絵本を読んでくれる。それが唯一の楽しみだった。体の弱い僕は、今日もベットで聞いていた。((昔々、あるところにルナと言う男の子がいました。その子は生まれたときから体が小さく、弱かったそうです。でもルナは母のために一生懸命、働きました。そのためルナは帰ってくるのが夜でした。ルナの母はそんなルナを心配し、絵本を呼んでました。そのお陰でルナは明日も頑張れるのでした。今日も1日重労働をしてました。その時!、連絡がきました。ルナのお母さんが病気で急死してしまったと言う連絡です。ルナは仕事をぶっ飛ばして、家に帰りました。そしてドアを開けると顔に布を被った母が横たわってました。それを見るなやいなや、ルナは泣き叫びました。そして泣きながらルナは言いました。
((母のために働いてたのに!僕は生きる意味はない…僕もすぐそっちに行くよ…))
ルナは余りの悲しさに命を絶とうとしました。すると、どこからともなく声が聞こえてきました。耳を絶てていると、
((おいルナ、私は神様だ!お前は正直者で人のために働くことの出きる子だ。そこで私はお前にプレゼントを上げようと思う。それは大事な人にあえるキャンドルだ。だがそれはキャンドルがついてるときしか見えないから大事に使うんだぞ))と聞こえました。そうすると手元にキャンドルがありました。最初は疑心暗鬼でしたがお母さんに会えるのなら使いたいと使ってみました。そうするとたちまちあの大好きな母が前に立っていました。ルナはお母さんに抱きつきました。すると母は言いました。
((ごめんね?ルナ…。でもね、私は天国に行けてよかったよ。だってルナを見守ってれるもの。だけどルナも大変だったでしょ?お疲れさま。))
ルナは泣きながら
((ううん…母のためにならなんでも出きるよ。))
そしてルナと母は朝になるまで話をしました。最後に母は
((じゃあ、頑張ってね。ルナは良い子だから皆のために活躍できる人になれるって応援してるよ。私は天国で見守ってるからね。))
そう言うとルナの視界が真っ白になりました。はっと周りを見るといつもの家でした。ですがルナは夢ではないと分かっていたので眠りにつきましたとさ。おしまい…))
僕はそれを聞くと涙が出ていた。お母さんは笑いながらこういった。
((まだまだこの子みたいに一生懸命、キャンドルみたいな人生を楽しく、悔いの無いように生きようよ))
と言ってきたので、僕は笑いながら
((そうだね。お休みなさい))
おしまい…
11/20/2022, 1:10:01 AM