紗王 しゃおう

Open App


物欲のない自分が、まぐれでカップに興味をもった。
理由は忘れたがただの気まぐれだろう。
ちょうど君と同じ柄のカップを見つけた。
急いで買って帰って君に自慢する。
君は興味無さそうだったが、自分はとても嬉しかった。
君と同じ柄なんてそうそう無い。
毎日そのカップで飲み物を飲んだ。
君はミルクで自分はお茶。
君のはカップというよりお皿かな?
黒猫のシルエットが描かれた白色のカップ。
まぐれで手に入れたカップ。
自分はこれをまぐカップと呼ぶことにした。
まぐカップ、まだまだ使おうね。

6/15/2025, 2:28:56 PM