絢辻 夕陽

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幼かった頃は

ただただ真っ直ぐに突っ走っていた

その行き先がどんなに曲がりくねった角だろうが

泥道だろうがとにもかくにも突っ走っていた

突っ走る事しか思いつかなかった

今を思えばその時の無謀さはある意味羨ましくもある

今は恐る恐る進むしかない

そんな社会だ

だけどたまには昔を思い出して
真っ直ぐに進みたいと思う時がある

真っ直ぐな志はきっとその轍が誰かの道となり、
大きな一歩となるのだから

「道」

6/23/2024, 12:04:24 PM