君と言うのを誰を連想すれば良いかわからないけど、自分なりの思い入れから書いてみよう。
あれは、とある職場で、初めて彼にあった。澄んだ目、恥ずかしそうにうつむく姿そして、意外な事に関西弁。
私と同僚二人で話しながらお昼を初めて3人で取り、同僚が話をしやすい環境を取った。それから何年か、彼は他部門ではあったけど、わからない事を私に聞くようになり、私も彼に気持ちが揺らぐ事もあった。
ところが、彼には同棲している恋人がいた。私は怒った!現実を突きつけた!意外な事に彼は、えっ?の顔。
そして、聞いてみると、苦労を共にしている素敵な恋人の存在を少しずつ話しするようになった。
そして、関係は悪化する事なく私は彼と恋人の毎日を聴いてはアドバイスした。まるで、世話焼きおばさん。
それでも、楽しかった。ずっと働くと思ってた。なのに、会社は人件費を削るため派遣切りをして、派遣の彼とは別れを余儀なくされた。
私は、彼に最後のお願いをした。日々会社で使っているコーヒーカップを譲り受けた。
最後は、握手して、お礼を言った。明るい未来を願った。素敵な時間、素敵な思い出。
6/26/2024, 2:03:26 PM