深海のような街。滲んで揺れる街灯の明かりは形ない。今にも色彩を失って、そのまま永い眠りについてしまいそう。空に浮かぶ鯨が、そろそろ僕を迎えに来る。.泡になったきみと、やっと同じところへいける。耳の奥で、安心をくれるおと。最後に言ってたさよならを、僕は塗り替えにいくね。#2 声が聞こえる
9/22/2024, 3:42:17 PM