あなたがいたから
お母さんがいたから、お父さんがいたから私がいます
あなた達が私を作って産んでくれたから私が生きてます
私の家族は何時でも私を愛してくれます
優しくしてくれます怒ってくれます真っ直ぐ育ててくれます私のことを無条件で愛してくれるのが私の家族です
でも私は私を愛せません。
私は私を大切に扱うことができません。
私はよくフラッシュバックを起こします。
フラバになるキーワード、物が沢山ありすぎるのです。
軽トラ、男性、高身長、暗闇、密室、空気の悪い所、道の駅、旅行、Tシャツ、性被害と言う言葉、犯罪と言う言葉、ニュース、白い壁、カメラ、シャッター音、嘘発見器、警察、検察、警察署、裁判所、数え切れない程まだまだあります。
そんなことで過去を思い出している自分が憎いです。
フラバは正直止められません。私のせいでもないと言われました。
自分でフラバを止められない、それに苦しんでいる私がとてつもなく嫌いです。
性被害だって、声を出せば犯人は捕まったかもしれない
直ぐに親に言っていればもっと楽だったかもしれない
私が小学生じゃなかったらもっと証言出来たかもしれないのに。なんで。ほんとに、なんで。
過去に縋っても見えるのは過去じゃなく未来だけなのにいや、過去は見ても仕方がないものなのに、いつまで私はそこに執着して底に落ちていくのだろう。
本当の気持ちを話すと私が1番可哀想だと、思ってしまう。事件から4年、まだ4年、もう4年、それぞれ意見はあるだろう。傷が癒えていない面を見ると事件から「まだ」4年。
フラバが収まらない、恐怖が増している面を見ると事件から「もう」4年、4年もたっているのに一向に……そりゃもちろん4年じゃ治らないしそもそもトラウマが消えることなんて無い。けど、私はこの4年間あと少しだよ!あとちょっとなの。あと1年、あと1年、これを何回言われたことか。何も考え無しに発言する大人たち。
思わないのか。
小学生の私がお前らの軽率な発言にどれだけ縛りつけララたか、それが今でも解けない程固く固く結ばれて絡まっているのか。馬鹿な大人、大人になりきれていない大人もどきが多いからこの世は生きるのが難しい。
あぁ、家族が居なかったら私は死んでいただろう。
幸いにも家庭環境がとても良い。これがなかったら私はいない。
あなたが、あなた達がいてくれたから今私が生きています。生まれて来なければ良かった。生まれてきてごめんなさい。もう死ぬから楽になれるね、皆。生きててごめんね。生きるのが苦しい。そんな言葉を、私こそ軽率に吐いてしまい本当にごめんなさい。
これからは思っていても一旦私の心に持ち帰ってしっかり柔らかい言葉で伝えるね。
今までもこれからも一緒にいてください。ありがとう。
6/20/2023, 1:45:04 PM