ある日の夏、次男と双子の自分、3人で自転車を漕ぎ、ビーチに訪れた。
到着して早速、サンダルと服を砂へ放り、駆け足で
海水に浸かった。
ひんやりと冷たく、夏の実感が湧く。なんだか、ラムネも無性に飲みたくなった。
僕達は、海を利用して、じゃれたり、鬼ごっこや、相撲をして楽しんだ。
そして適度の休みを各自取った。
僕は、水に浸りながら、ぼんやりと夏を眺める。
波に揺れる海面、ギラギラと輝く太陽、そして、青い空を。
この時間が、僕は好きだ。
だが、次第に時間が過ぎてゆく。
帰るのがなんだか名残惜しいが、この短くて青春の夏は、まだ始まったばかりだ。
ラムネでも飲んで、帰ろう。
8/24/2024, 7:53:15 AM