たまには、、、。
夜になると昼の自分とは違う自分が出てくる。みんなが寝て薄暗い部屋の中1人で考える。その日の出来事が頭の中で再生されて、にやけたり不安になったり。
その時間が1日の中で1番好きな時間。日中なら照れくさくて書けない日記やポエムもこの時間なら書ける気がする。だが夜に書いたところで次の日に見返すと恥ずかしくなってしまうから実際に書いたことはない。でも、たまには文として目で見て読めるように残すほうがいいのかもしれない。自分のそのときにしか抱けない感情をそのまま心にしまっていつか忘れてしまうのはもったいない。すごく心が整理されているとき、特別な感情を抱いているとき、そういったときだけ書いてみるのもありだろう。私は今がそのときである。だからここに1つの感情を書き出すことにした。
私は彼を手放したくない。
いや、そもそも掴めてすらいないのだ。
ずっと追いかけていた、ただそれだけ。
私が遅すぎるのか、それとも彼があまりにも早すぎるのか。
彼の姿はいつの間にか私の視界から消えていた。
3/5/2024, 5:01:20 PM