―走馬灯― それは命の危機から回避するために今までの出来事を瞬時に思い出すことである。
しかし、実際に走馬灯で助かった人は居るのだろうか?
日々の暮らしの中に、死の淵から脱出する手がかりなんてあるのだろうか?
走馬灯は、死の直前に今までの思い出を懐かしむためだけのものでは無いか?
人間の最期に残された少しの癒しの時間なんじゃないか
‐過ぎ去った日々‐
♯5
3/9/2024, 12:06:34 PM